運転者のキケンを見極める

視点が一点を見つめるようになったり、進路がフラつく、あるいはブレーキのタイミングがいつもと違うといった状態になったら、これはもう完全な赤信号で、速やかに運転の交代を申し出るなり、休憩をとらせなければなりません。

1人で運転していて眠くなったとき、ラジオをつけて音楽を聴く人も多いでしょう。

しかし、音楽は眠気防止にはあまり役に立ちません。

できれぼ、ニュースやナイター中継といった、言葉で語りかけてくれる番組にチューナーをセットするべきです。

窓を大きく開けて、新鮮な空気を胸いっぱいに吸うのも一つの方法ですが、それと同時に、エアコンを外気導入モードにセットして、新鮮な空気を車内に満たすことも眠気防止に役立ちます。

ガムを噛むのも効果的です。

ミントの強い刺激もそうですが、顎の筋肉を動かすと眠気が起こりにくくなるというのは、医学的にも証明されています。

また、薬局で売っている眠気防止アンプルを中古トラックのグローブボックスに常備しておくのもいいでしょう。

コーヒーを濃縮したようなドロドロした液体で、お世辞にもおいしいとはいえませんが、効果はそれなりにあります。

助手席に座るなら

もっとも、家路を急ぐ場合など、そうそう休みたくないのが人情でしょう。

そんなときのために、眠気退治の方法をいくつか述べておきましょう。

まず、高速道路走行の単調さを救ういちぼんの方法は、同乗者との会話です。

1人で走っている場合はやむをえませんが、中古車トラックでも同乗者がいる場合は、できるだけ多くの会話を交わすようにしたいものです。

運転席に1人で座り、後席に家族を乗せているような人がよくいますが、あれでは会話が盛り上がりませんし、カッコのいいものではありません。

2人以上の人を乗せるときは、助手席に座ってもらうのが基本です。

といっても、助手席に座った人が眠ってしまっては元も子もありません。

助手席に座ったら、ドライバーに積極的に話しかけること。

それが、「助手」の役目です。

助手席に座っている人のもう一つの役目は、ドライバーの状態を観察することです。

眠気を催しているドライバーは、だいたい同じような仕草をします。

窓を開けたり、ラジオのボリュームを大きくしたり、首を揉んでみたりと、とにかく挙動に落ち着きがなくなったら黄色信号です。

眠気は解消するべき

夜の高速道路を走るときは、「なんとなく頭がボンヤリしてきたな」と感じた時点で休憩をとるぐらいの慎重さを持つべきでしょう。

ところで、休憩をとるといっても、ただトラック中古車を停めてシートに座ったまま休んでいるだけでは気分転換にならないし、意味がありません。

むしろ休憩をするときは、クルマから降りて一服したり軽い体操をするなど、精神面でのリフレッシュも重視するべきです。

それでもどうしても眠気がとれない場合は、10分でも15分でもいいから仮眠をとるべきです。

たとえ短い時間でも1度眠れぼ、またしぼらくはスッキリした状態で運転できるものです。

ただし、起きた直後に走り始めてはいけません。

意識がしっかり回復するまで待って、それからスタートするべきです。

また、意外ですが大きな声で歌うと眠気が解消されます。

これは新鮮な空気をたくさん吸う事で眠気が多少解消されるのです。

サービスエリアまで距離があって眠くなったらぜひ試してみてください。

意識がふわふわしだしたら危ない!

年をとってくると、眠気に対する抵抗力が急速に低下してきます。

「居眠り運転による事故はミドル以上のドライバーに多く発生している」というデータも、ちゃんとあるのです。

若い人は、決して安全とはいえませんが、半分眠ったような状態でもなんとか走ることができます。

つまり、「がんぼり」がきくのです。

ところが、年をとってくると、この「がんばり」がきかなくなり、眠気があるレベルまで達すると意識がいきなり混濁してしまう可能性があるから要注意です。

したがって、少しでも眠いと感じたら、それは確実に危険信号だと判断し、早めに休むのが得策といえます。

中古トラックでも乗用車でも早めにサービスエリアに入ったり、高速から降りる準備をしましょう。

単調なドライブが長時間続く夜の高速道路は、1日の疲れも加わり、居眠り運転になりやすい道路の代表格で、スピードが高いだけに、大事故に発展する可能性もまた高いことはいうまでもありません。

なぜドイツで?

現につい最近まで、世界最古の(一八七七年製)と考えられた、オーストリアのジークフリート・マルクス(元来はドイツ人)のガソリン自動車の製作年代は誤りであることが判明している。

それはともかくとして、実用的自動車の"発明"がドイツでなされたことは、フランスを除けば、ほとんどの国で支持されている歴史的事実といってよいだろう。

それはまさに、今の中古車トラックなどの輸送にかかわる自動車の登場するきっかけとなり、物流がさらに速くなる原動力となるのである。

だが、なぜそれがドイツであったのか、よく考えてみると興味深い。

内燃機関は、蒸気機関の延長線上にあるほぼ同一の原理にもとつく発明である。

蒸気機関には二つの大きな問題点があった。

第一は効率をよくするためには大型化する必要があるという点である。

そしてそれには巨大な資本が前提となるが、工業後発国であったドイツには望まぬことだった。

第二に、あたり前のことだが蒸気機関は水施設のないところでは使えなかった。

真偽のほどは…

ドブットヴィルは発明の才に恵まれ、紡織機の発明などを行ったが、ガス・エンジンにも関心を示し、それを利用したかなり進歩した自動車(レプリカで見る限り)を作ったとされている。

ただし、それが実際に路上を走ったかどうかに関しては、確たる証拠のないこともまた事実らしい。

一九世紀の末から今日まで、野心的な発明家が手がけた自動車の数は三〇〇〇種類とも四〇○○種類とも言われている。

そして一台だけ作られて陽の目を見ずに終った自動車の数も莫大である。

それはまさに、今のトラック中古車などの輸送にかかわる自動車の登場するきっかけとなり、物流がさらに速くなる原動力となるのである。

ドブットヴィルの場合は、むしろ、フランス自動車工業が、自動車発明の"先陣争い"(宿敵?ドイッとの)のために政治的に利用された、特殊なケースと考えられぬこともない。

視野が狭くなっていることを忘れるな

われわれの世代のほとんどすべての人に共通する問題として、視力の低下があります。

運転をするにあたっては、もちろん眼鏡による視力矯正が必要ですが、そこで大切なのは、自分に合った眼鏡を使うということです。

私自身の経験からいうと、遠視や乱視は年々進行するもので、1年前に作った眼鏡でも、知らず知らずのうちに度数が合わなくなっていることが充分にあります。

運転していてなんとなく目が疲れやすいと感じているときは、その可能性が非常に高いといえるでしょう。

まあ、家で新聞を読んだり、オフィスで書類に目を通す程度なら、多少のズレは大きな問題ではありません。

昼間の中古トラック運転も大丈夫です。

しかし、少しでも眼鏡が合っていないと、夜間視力は大幅に低下します。

そしてその低下幅は、自分が思っている以上に大きいものです。

余裕の1秒

これは年齢にかかわらずすべての人にあてはまることですが、われわれの場合は反射力が鈍くなっていますから、危険を感じてから動作を起こすまでの時間が伸び、動作そのものも遅くなっています。

つまりすべてが遅くなっているわけです。

ただ救いは、いくら遅くなっているとはいえ、「1秒も」遅くなっているわけではないということで、自分が思っているタイミングよりも1秒早く動作を起こすことをつねに心がけていれば、反射力の衰えは充分にカバーできます。

いまからでも遅くはありません。

1秒早く注意の目を向け、1秒早くブレーキペダルに足を乗せ、1秒早くブレーキを踏むというように、1秒という時間をあらゆる面で大切にし、「1秒早く動作を起こす」ことを自分の運転のキーワードにしていくことが、事故を防ぐための最大のポイントであることを、まず、運転前に頭に叩き込んでおいてください。

このように意識を変えないと、年をとるにつれ、すべてがどんどん遅れていってしまいます。

慣れるまではわずらわしいかもしれませんが、つねにそれを意識して中古車トラックを運転していれば、自然と安全性は向上していくでしょう。

日米共同研究

排ガス対策が大きな社会問題になりかけた昭和40年代の初めごろ、日本の自動車メーカーの間には、米国の自動車メーカーや石油精製業者と一緒に共同研究をしようという動きが出始めた。

その皮切りとして、1968年(昭和43年)に、日産自動車、東洋工業(現、マツダ)、三菱重工業(自動車部門が現三菱自動車工業)の三社が米国の自動車・石油企業の排ガス対策の研究グループに参加した。

日本の自動車メーカーが共同で排ガス対策に取り組んだのは、恐らくこれが初めて、と思われる。

しかし、この対策は後にトラック中古車まで規制されたことを考えると良い判断だった。

同年6月23日付の朝日新聞は次のように報じている(大要)。

「日産自動車、東洋工業、三菱重工業の自動車三社は、去る4月に米国フォード、モービル・オイル両社を中心とする排ガス対策の共同研究グループに参加することを決めた。

25日の外資審議会の承認を得て正式に技術提携する見通しである。

トヨタ自動車工業はいまのところ独立独歩で排ガス対策の研究を進めているが、『将来必要になれば米クライスラー、ニュージャージー・スタンダード両社の共同研究グループに接近するかも知れない』という。

米国向け輸出をふやそうという日本の自動車業界にとって、排ガス対策は至上命令であり、大手各社の間では研究の一歩進んだ米国の自動車、石油会社との接触を深め、技術を吸収しようという動きが目立っている」

スモッグは合成語

スモッグはスモークとフォッグの合成語である。

「昭和34、5年ごろ、住友金属鉱山にいた私の友人がやってきて『自動車の排ガスに含まれる炭化水素(HC)を酸化して光化学スモッグを防ぐには白金(プラチナ)触媒が有効だ、といわれているが、日産自動車で要らないか』といいました。

住友金属鉱山は商売柄、白金には縁があり、また取引先の米国エンゲルハルト社を通じて米国の排ガスの事情などもよく知っていたのでしょう。

しかし私たちは自動車を製造する機械屋で、触媒などの化学知識にはヨワい。

第一、そのころは日本ではまだ自動車の排ガス問題はほとんどなかったのですからピンとこない。

『将来はともかく、いまは要らない』といって断わりました。

住友金属鉱山は、のちにエンゲルハルト社と提携して日本エンゲルハルト社を作り、白金触媒を作りました。

今からみると、随分早くから考えていたものだ、と思います」

この触媒は後に新車から中古車トラックにまで使われるほどのものです。